フラッシュメモリーの最後・iPod shuffle 2nd gen(金子)

2013-01-09

こんにちは、金子です。今日はiPod shuffle 2nd genの話を書きたいと思います。

iPod shuffleというプロダクトについて、僕は未だに納得がいきません。Appleが出す必要すら無いとも思っています。
iPodがなぜ受けたのか?というと、それは当時としては大容量であった5GB HDDを内蔵して自分の手持ちのCDを全て持ち運べるという利便性、そしてスクロールホイールによる画期的な操作性の両立があったからに他なりません。翻ってiPod shuffleはどうでしょうか?大容量もない、操作だってシャッフルに任せきり。何一つ特徴というものがありません。iPodが十分にヒットして、製品ラインナップとして低価格帯も出しておきたい、という実につまらない企画会議の様子が見えてくるようです。
形が定まらないのも、その不安定な立ち位置を表しているようです。初代の縦長から二代目の横長、そして次にまた縦長になったと思ったら現行機種は二代目を思わせる横長になりました。

そんなiPod shuffleを僕が買い求めたのは、屋内での掃除や料理、そして自転車に乗りながら(←お薦めしません)の音楽鑑賞にiPod touchでは重すぎ、かといってiPod nanoでは音楽鑑賞に寄り過ぎ、いっそ「touchとshuffleの二刀流」がこの場合の正解なのでは!?と一人で鼻息荒く購入したのがきっかけです。

そして何年か便利に使わせてもらった後、フラッシュメモリーのバッテリーが切れたのか、iTunesに繋いでも音楽の同期をしてくれなくなりました。僕はiPod shuffleの、そのいつかは訪れる寿命が尽きた姿を目撃したのです。

フラッシュメモリーは近年益々の大容量低価格化により、HDDに取って代わる記憶メディアとしての地位を確立しつつあります。MacBook Airなど、フラッシュメモリーしか搭載していない機種などは、その交換の効かないバッテリーに全てを託して動いているという当たり前だけど「その時」がいつ訪れるのか実感が沸かないうちに利用している場合が殆どではないでしょうか。iPod shuffleによって「フラッシュメモリーの死」を初めて実感した僕は、それ依頼こまめにデータのバックアップを取るようになったという意味で、この数千円の授業料は安いものでした。

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