勝手にボイジャー応援団…第2回「萩野正昭のふんばれ、デジタル!」(もちゃち)

2014-07-22

萩野正昭のふんばれ、デジタル!
萩野正昭、ボイジャージャパンの元社長である。結構くせのある人物だが、アメリカボイジャーのボブ・スタインが結局新しい会社ナイトキッチンを潰してしまったのに対して、現在もボイジャージャパンは健在である。その手腕は認められるべきであろう。昨年、代表取締役を鎌田純子さんに譲り現在取締役の一人に収まっているようだ。1946年生まれだそうだから年齢によるものだろう。
この『萩野正昭のふんばれ、デジタル!』は、季刊『本とコンピュータ』誌に掲載された同名のタイトルから転載されたものらしい。全部で11のコラムから成る。一つ一つは短いのですぐ読める。興味のあるものだけ、まずつまみ食いしてみるのも良いだろう。
1.ナイトキッチン倒産!
ボブ・スタインはいま何を思う
2.コンピュータ革命はこれからだ
「神童」アラン・ケイが日本で話したこと
3.着メロの先に見える電子出版の新しい姿
宮田人司の次なる一手
4.お行儀よくはできないぜ、きれい事じゃ食えないぜ
松本弦人が歩いたデジタルの荒野
5.エーデルワイスかドクダミか
A-Girl・伊藤淳子の存在感
6.自分でやってみようの輝かしさと厳しさ
デジタローグ・江並直美に送るエール
7.表現のビジネスに風穴を開けるチャンス
浜野保樹がたどった二十年
8.日常をしたたかに捉え視覚化する技術
特殊効果の職人・古賀信明
9.自分を復権するためにデジタルを手にする
映画編集者・掛須秀一
10.足元にある未来を見据えて
猫乃電子出版・田辺浩昭
11.青空のリスタート
富田倫生と青空文庫

1のボブ・スタイン、2のアラン・ケイと来て、僕の不勉強で知らない名前が続く、ようやく7の浜野さん、そして10の田辺さん、11の富田さんと僕の知っているのはこの5人だ。
ボブ・スタインはアメリカボイジャーの社長。この人物と萩野正昭さんの出会いからボイジャージャパンが生まれた。アラン・ケイに関しては説明の必要はないだろう。浜野保樹さんは、2004年のブックフェアのボイジャーブースで講演を撮影し、ホームページに載せる許可を頂いた。これを載せるのに僕と萩野さんで色々あったのだが、懐かしい思い出だ。「コンピュータ博物館プロジェクト」のホームページに載せるにふさわしい内容だったと思う。残念ながら、もう故人である。田辺浩昭さんは、知っている人は少ないだろう。僕にとっては、ここに挙っている名前の中で一番身近な存在だ。ブックフェアに行って、田辺さんに会うとほっとする。居場所が出来る。今回のRomancerも田辺さんに紹介された。富田倫生さんは、青空文庫を知っている人にはおなじみだろう。これも2004年のブックフェアで講演を撮影させて頂き、ホームページで紹介した。そうしたら反響が結構あった。この本の富田さんの最後の方に、2004年のブックフェアでの写真があり、それをクリックするとYouTubeで富田さんの講演の一部が見られるようになっている。浜野さんと共に富田さんも故人である。僕の「コンピュータ博物館プロジェクト」ホームページの「ブックフェア2004」で浜野さんと富田さんの講演の音声が聞けるようになっている。動画は現在公開していない。
今回、この本の書評を書くにあたって、内容に全く触れなかった。僕との関わりばかりになった。まあ、それもいいだろう。

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