電子出版EXPOに向けてボイジャーパンフレット4(もちゃち)

2015-06-30

最後のトリは、すっかり電子出版EXPOのボイジャーブースで恒例となった大谷和利さんの『消えゆくアナログとデジタルの境界線』です。
大谷さんは、二元論を考察している。ビーバーがダムを作るのは自然物で人間がダムを作るのは人工物というのは、あまり納得いかないと。僕も同じように田部井淳子さんが登山で人工物を持ち帰るというので、人間の排泄物は人工物というのに違和感を覚えたことがある。
紙の本が売れなくなったのは電子ブックが普及したせいではないとの事だが、確かに電子ブックと狭く取るとそういう風に見えるかも知れないが、電子ブックを含めたコンピュータ上での書いてあるものに紙の本が喰われているというのは間違いないのではなかろうかと僕は思う。と良く読むと、「「紙の本のライバルが電子書籍」なのではなく「出版ビジネス自体がデジタル系のエンターテイメント全体と対峙」していると捉えるべきであり、かつてメディアの世界に君臨したテレビや、耐久消費財の王者的存在だった自動車でさえも同列にある。」とあり、紙の本、テレビ、果ては自動車さえも喰われていると考えた方が良さそうだ。確かに僕は最近テレビを全然見ていない。YouTubeで音楽を聴く事は良くしている。テレビを見なくなり、ケーブルテレビの音楽チャンネルだけでも契約するかとついこの前まで思っていたがYouTubeで十分だ。というより、YouTubeの方が聴きたい時に聴きたい曲を聴ける。
最後の『紙と電子の融合が生む新読書体験』はいただけないと僕は思った。僕は紙の本はレコード盤とほぼ同じ運命になると考えている。大谷さんは紙の本は残り、ここで特殊なペンを使い紙の本にペンでなぞると、それが電子ブックにも反映されるとあるが、僕はこういった形では紙の本は残らないと思う。紙の本は、実用では残らず、記念品のような形だけで残ると僕は予想している。
大谷さんのスピーキングセッション「本とデジタル 足りないものを支え合う技術はコンテンツと調和する」は7月2日(木)の11:30〜12:30です。
さて、明日からブックフェア、電子出版EXPOです。僕は今回夏休みをここに合わせて、一番で取ってしまいました。4日間、みっちりボイジャージャパンを中心に電子出版EXPO、そして先端コンテンツ技術展他の併設展を見てきます。今の所、レポートをこのブログでするつもりです。

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